其ノ四百十一  オフでなくなったオフ
ちょうどこの更新を作っている時に台風十八号の暴風圏に入った。
一応不要不急の用事はないので、自宅待機で過ごす週末となったのだが、ヒマだ。
こまごまとやらないといけないことはあるのだが、どうもそういう気分ではないので、やっぱりタイイングをすることになる。
去年のオフだとそろそろカマスを釣った頃だ。今年こそキープサイズのカマスを釣りたいと思っているのだが。
釣行が先行したけれど、タイイングも追撃します。
奇しくもカープのリーグ優勝目前でもあり、台風の影響による試合中止など、二転三転する週末でもあった。
毎年感じるが、9月は渓流禁漁とソルト開始の狭間にある時期なので、なんとも感慨深いものがある。
もっとも今年は渓流シーズン中のソルト釣行をかなりやったので、その感慨深さも薄れた感はある。
しかし台風で出掛けられない時間はその感慨がまた戻ってきたようでもある。
カープ応援、赤フライ。もちろん釣るための(^^;)
雨音(外壁のエアコンのダクトカバーに雨が当たる音が特によく響く)を聞きつつ部屋にこもる。夏の間にメバルを釣る事ができたのは、赤くて小さいフライの効果がかなり大きいと思っている。これから秋、そして冬に向かう季節ならそんなにフライサイズを落とさなくても大丈夫だと思うので、徐々に大きいフライのタイイングにシフトしていく。
去年は確かダートアクションのジグヘッドにドレッシングして、フライとして使っていた。しかし少し離れると、あのフライになかなか手が伸びない。フライロッドとラインでキャスティングするにはアレはやっぱりちょっとむつかしい。
いざという時用にフライボックスに入れてはおくが、今年はもっとフライらしいフライで釣る事に注力してみよう。
ソルトウォーターのフライを初めて10年。釣魚はほぼメバルだ。
例によって忘備録の本HPを見返すと、始めた頃はなるほど手探りでやってるな〜っという感じがよく伝わる。
それと比べると確かに今はまあまあ釣るようにはなった。
しかし海は魚種が多い。メバル以外に数種類釣っているとは言え、もっと他の種類もコンスタントに釣れるようになりたいという欲は当然出る。
夏の小型フライを秋冬用にややサイズアップ。
目下の狙いはカマスだが、チヌも釣りたい。チヌはもう時期的に間に合わない感じなので、来年に持ち越しか。
年末に向けては大型のメバルを釣るために戦略を練っていかねばなるまい。
なんにしてもソルトに本腰を入れ始めてからのオフは、もうオフではなくなった。
その時のそれぞれがしっかり本番なのだと今はそう思う。それじゃ秋冬の本番に向けてタイイングするとしますか。
デスクもソルトタイイングモードにシフト。