其ノ三百六十九  寒波と春への期待
ただ、ノーマルタイヤなので、解禁後も雪がかなりあるようなら初期には釣りに行けない可能性もある。
雪があるような時に良い釣りは期待しようもないのだが、行ってみたい気はする。
それは今年は我慢するとして、そうなると三月も海に行く機会は増えるかも知れない。
春メバル、サイズアップも期待出来るかも。
タイイングの方は川と海、両方を巻くのでたいへんだな、こりゃ。
今年の初物を釣った小型ベイトフィッシュパターン。
四十年ぶりの寒波だとニュースで警戒を呼びかけていた。
僕の住むあたりでは小雪がちらつく程度だったが、少し北部になるとかなりの積雪。一番多いところでは140cmを超えている。
以前の車だったら雪を見に行っていたかもしれないが、CX-3はノーマルタイヤなので大人しくしておく(^_^;
それにしても暖冬暖冬と言っていたがようやく冬らしくなった。これが根雪になり解禁後の川に少しづつ水が送り込まれれば・・。
こちらはカサゴを釣ったピンクのマラブー。
今年出番が少ないソルトウォーターヘロン。次回はこれで釣りたい。
今季最大の寒気はいろいろと釣りのイメージを膨らませてくれた。
氷点下の屋外。部屋は暖かくしてタイイングをする。
解禁まではひと月ちょっとあるので、川のフライだってしっかり巻ける時間はある。
川での釣りのイメージをしながら今までとちょっと違うフライも巻いてみよう。海で培った水中の釣りも応用できるかもしれない。
窓から見える外は小雪がちらつき始めていた。
ここ数年の傾向だが、やっぱり週末の海が気になっているとなかなか渓流のフライは巻かない。気持ちが切り替わり切らないという感じだ。
僕はだいたいがしっかりタイイングして巻きためて釣りに臨む、というタイプではないので今さらだけど。しかし海でパターンによる釣果の差が実感出来た事が何度もあるので、そうなると割りと無頓着だった渓流のフライのバリエーションももっと真剣に考えた方がいいのではないか? と思い始めてもいる。
実際僕は川で使うフライは今まで使っていたパターンがあればいい、というくらいにしか考えていなかった。それはパターンで釣果が変わる場面に遭遇しなかったのもあるだろうし、ひょっとしてそういう状況に気付いていなかったこともあるかもしれない。海の釣りで川の釣りのマンネリにメスが入り認識が変わるのは良い事だと思う。