其ノ三百七十二  混在する毛針巻き
タイイング再開。今度はソルトパターン。追加で巻いたり使用済みのものを補修したり。
サイズもマテリアルもずいぶん違うから、巻き方云々よりもタイイングそのものの趣が別物という感じ。海を始める前のヤマメフライに終始していた頃と比べると、当時の僕にはきっと想像し得なかった変貌ぶりだろう。
使う毛針もフィールドもガラッと変わっていき、また戻り。そんな変化の只中に身を置くことも楽しめていると感じる。
さあ、次はどっちを巻こうか?
浅草では恒例のハンドクラフト展が行われている。その様子(主に夜の宴会(?))をfacebookで見ながらヘアウィングのパターンを巻いてみた。
最初から小さいサイズは無理なので#12から。それでもソルトのフライから見ればかなり小さいしハックルなどのマテリアルも久々。ボディのダビングは乾燥肌の僕に今の時期は無理なのでバイオットターキーで。
三本巻いてひと休み。
淡水フライ用にデスクトップも模様替え(あまり変わり映えせず(^_^;))
久々に週末が雨の予報なので、はなっからだらだらの引きこもりを決め込んだ。
とはいえごろごろしつづける訳にはいかず、タイイングくらいはせねば。

気が付けばヤマメの解禁まであと半月。もう!? っていう感じだ。ホントいつの間に。
ソルトから淡水のフライに切り替えるのは大変だ。巻く感覚がなかなか戻ってこない。
解禁が近いんですよ、ワンコ先生アルバ氏。ん? 興味ない?(-_^;)
もちろん海だってまだ行くので、ソルトフライも巻く。そうなると両方を混ぜて巻くのはなかなかむつかしい。
海も川も色々な状況を想定していくつかのパターンを巻く訳だから、それぞれでそれをやるとかなりの種類を巻く事になる。今まで巻いたストックもあるけど、直近で巻くフライの方が今の自分の釣りの感度と合致しているのは間違いないから。
引きこもりもし過ぎは体に悪そうなので(^_^;、外の空気を吸うのも兼ねて雨の中を今年のカタログを入手するために釣り具屋へ出掛けた。今年のT社はかなり物欲をそそる刺激的なものが新製品としてラインアップされていた。しかし遊漁券も買わないといけないしウェーダーもそろそろ限界だし、なにかと物入りだな〜。

ハンドクラフト展にしても釣り具屋の様子やメーカーのカタログを見たりするにしても、やっぱり解禁が近いんだと周囲から気配が押し寄せてくる。宝くじを買って、当選番号発表前の気持ちの盛り上がりに似てなくもないが、自分の時間のかなりの割合を当てているジャンルだけに、気持ちの盛り上がりは大切だ。
ふたつのフライピッチ。ま、どちらもあまり埋まらないけどね〜( ´ー`)y-~~