其ノ三百七十八  川から海へ、その前に
先週の日曜日に最後の渓流へ行って、かなり心残りの釣果で終わってしまった。
月末までに何とか平日行けないかと画策していたが無理だった。
それじゃあ渓流のヤマメは終わりだから次は海だな、なんて簡単にはスイッチは切り替わらない。

おりしも台風が接近していることもあり、禁漁後最初の週末はゆっくりする事にした。
まあ、そうなるとヒマなので釣り具屋にでも行ってみるか。
ワンコ先生アルバ氏っ! こんなリール、どうでしょう?
釣り具屋に行くといつもの常連さんが前日に釣ったブリを持ってきていた。うーむ、ブリか、いいなあ。
瀬戸内、伊予灘に浮かぶ島の近くで釣ったそうだ。僕は船は苦手なのでやっぱり例年通り島へ渡っての釣りがこれから春までのソルトのメインフィールドになる。
常連さんたちと話をしていたらカマスはこれからがシーズンらしい。去年釣り損なったのはもう少しあとの頃だったから、実はすでに遅かったのか。しかも地合いの短さも聞き、とうてい去年は釣れるはずもなかったのだと今さらだが再認識できた。カマスに有効なフライも教えてもらった。これは例年になく早い時期からソルトフライの釣果が実現する可能性が出てくるかもしれない。
片刃の包丁買わなきゃあ(^O^;) この色こそ新鮮の証。
ブリがさばかれ、皿にもられた。これはうまそうだ。お呼ばれにあずかっていると半身を持って帰れという。これまたありがたい。皮のはぎ方を教わったので僕でもなんとかできるだろう。・・・包丁がないな。買わなきゃ。
ブリを釣った人は去年おととしと市内からすぐの島でイカをフライで釣る作戦を一緒にやった人だ。今年もまた自転車で回ろうと誘われた。あの島は二連敗中なので確かにリベンジを果たしたいところなのだが。
自分の住む町が真っ正面に見える島での釣りもなんだか面白い。渓流が禁漁になってすぐの、フィールドを大きく変えた釣りだけに余計に印象深い気もする。またチャレンジしてみようかなあ。
半身のブリをいただき、調子に乗ってラージアーバーの#5,6のリールと、カマスフライのためのアシスト用フックも買って帰った。
なんだなんだ? 渓流から海へはそんなに簡単にはスイッチは切り替わらないなんて思っていたのに、全然そんなことなかった。
とにかくラインを巻き変えてフライも巻いて。
あ、でもその前に刺身醤油とワサビと包丁買ってこなくちゃ。
バイスをソルトウォーター用にチェンジ。タイイングにオフはないな(^_^;