其ノ三百七十九  オフシーズンのリズム
禁漁直後からカマスにターゲットを絞り行動を起こそうとしたが、この週末はカープのリーグ優勝やドイツビールフェストがあり、釣行は断念。
そのかわりに空き時間にタイイングでもと思ったが、これがなかなか思うようにいかない。
カマスの時期が今だとしてもやっぱり気持ちが追いつかない感じなのかも。
時間があっても気分が乗らず、なにもしないままだらだら過ごしてしまった。
先週のブリ、最後は漬け丼でいただきました。
さすがに全く手を付けないのもあんまりなので、意を決してフライを巻いてみた。カマスのフッキング率を上げるためのアシストフックをつけたフライを初めて巻いてみた。
TMC49SP-BLTというバーブレスフックなので、万が一の時にもまあ安心か。#16を使っても全長が2.5cmくらいになった。これ以上は大きくないほうがいいだろう。
例によってドレッシングは水中できらきら光るマテリアルを取り入れつつもミニマムで。
一本巻いたらひと休み。結局この週末はそれしか巻かなかった。やはり気分が乗らないのか。
具体的に釣行の予定が立ったらさすがにタイイングへの気持ちも動くと思うのだが。

ともかく9月になってからというもの、ブリをもらったりカマスを意識したりと、一気に海づいてきたのは間違いない。
まだ昼間は暑いから日中の釣りは無理だし朝夕をいかに使えるかということになろう。
果たして二年越しのカマス釣りは達成できるのか?
先週もらったブリはその日と次の日に刺身で、残りは漬けにしていただいた。さすがに一番最初に食べた時のおいしさはその時だけのものだったが、それでもなかなか普段味わえないものだった。
今まで川でも海でも釣った魚は持って帰ったことはなかったが、海の場合は釣って食べることをやってもいいかなあと思い始めている。いろいろ処理したりの大変さはあるが、新鮮な魚のおいしさを味わえるのは釣りをする人の特権だろう。
コンスタントに釣れない僕の海の釣りのことだから、食の期待を満たしてくれるかどうか? それでも食べるということが加われば、きっとタイイングにもグッと身が入るだろう。